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2019-04-03

バビチャンカフェのコーヒーについて。


ダウンベストがたまに欲しくなる季節ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。

 

日中は暖かい、しかし夜はまだまだ冷え込むというこの季節にこそダウンベストが必要なのかもしれないと思いながら、なかなか着ることがないワタクシでございます。

 

さて、イチロー選手が引退し、ショーケンこと萩原健一さんが亡くなって、「永遠なんて無い」なんてことは理解していたはずなのに、改めて「やっぱり永遠なんて無いんだ」と思う。

 

日々を当たり前に生きているとつい忘れがちで、当たり前が当たり前じゃないことをきちんと受け入れることで、永遠が終わるその瞬間に後悔があってはいけないってことを再認識し、今を精一杯生きようと思ったり思わなかったりするワタクシでございます。

 

長々とそれっぽいことを書きながら、よくよく見てみると大したことを言ってないワタクシのブログはまだしばらく続きますのでお付き合いくださいませ。

 

バビチャンカフェのコーヒーですが、今は3種類。

 

すべてブレンドで、極深煎りの「IKAKU 」(威嚇)、深煎りの「AMAGAMI」(甘噛み)、中煎りの「TUMETOGI」(爪研ぎ)です。

 

ネーミングは、猫好きな方はすぐにピンとくるでしょう。

 

そうです、猫の仕草から取ってます。

 

ワタクシ共は猫好きなんです。

 

で、このブレンド。

 

すべて同じ豆のブレンドで、純粋に焙煎の度合いだけを変えています。

 

今はコーヒーの過度期。

 

どんどん新しいコーヒー店が出来て、コーヒーの本や雑誌も出ます。

 

あらゆる情報が蔓延し、コーヒーもワインのように語られることが当たり前になってきました。

 

確かにワタクシも最初のお店を常滑に出した時は、コーヒーをワインのように語ったりしました。

 

しかしあまりそれをやってしまうと、「コーヒーってよくわからない」というお客様も出てきてしまい、逆に敬遠されることも出てくるんじゃないかと懸念したりしております。

 

何にもでもそれは言えることで、例えば落語。

 

昔は大衆芸能だった落語も、ある時からうんちくを語るオヤジが出てくるんですな。

 

古典こそ落語だとか、過去の落語家が良かったとかね。

 

そうして「落語って高尚なもの」として扱うことで、新しい層が入りづらくなる。

 

結果、落語そのものが廃っていくっていうね。

 

これはジャズなんかにも言えると思いますが。

 

でも考えてみると、何でもシンプルなんですよ。

 

落語も面白いことが一番だし、ジャズだって自分が良いと思えばよい。

 

(立川志の輔師匠を観ればシンプルに落語の面白さがわかるし、あの大橋トリオさんが元はジャズに傾倒してたって考えたら何か見えてくるんじゃないかと。)

 

コーヒーだって「生産はどこどこで」とか「精製はなになに」とかなんて、旨ければ関係無い訳で。

 

ワタクシ的にはコーヒーの味を決める重要なことって結局は焙煎度だと思うのです。

 

いや、もちろんコーヒー豆の持つ個性が重要なのはわかってます。

 

しかしコーヒーの好みを聞いた時に、例えば「グァテマラが好きです」と言われても、それこそグァテマラにも様々な違いがあって、「精製は?」とか「標高は?」とか「品種は?」とか聞かないと分からないんです。

 

精製とか品種の違いでコーヒーの味を想像される方は少ないと思います。

 

しかしコーヒーを選ぶのに「苦味が欲しい」、「酸味がある方が良い」、とか、逆に「苦くないのが良い」、「酸っぱくないのが良い」とかなら割りと簡単だと思うのです。

 

まさしくこれが焙煎度で、深煎りなら苦味、中煎りなら酸味とコーヒーの基本はどの豆でも一緒なんです。

 

もちろん同じ焙煎度でも、豆によっては酸味が残ったり残らなかったりといった違いはありますけどね。

 

それでも焙煎度合いで変化する苦味、酸味の特性は変わらないのです。

 

ならばコーヒーを選ぶ時には生産国や何かよりも焙煎度で選んだ方が自分の好みから大きく外れることはないんじゃないかと。

 

その答えがこのバビチャンのコーヒーなのです。

 

苦味と甘味なら「IKAKU」、バランス重視なら「AMAGAMI」、スッキリなら「TUMETOGI」と、シンプルに選んでいただけたらと思います。

 

ブレンドしている豆はミャンマー、コロンビア、エチオピア、スマトラの4種類。

 

どの豆もどんな焙煎度でも個性が出る素晴らしいものです。

 

バビチャンはカフェではありますが、ワタクシが常滑の店ケディバシュカンで焙煎した豆を使っているのでしっかりしたコーヒーをお出ししております。

 

ただのカフェではない、とはいえやっぱりカフェですので、どなた様でも気軽に来ていただければと思っております。

 

katumi